岡崎ときあかりアワード2018 審査結果の発表!

★岡崎ときあかりアワード受賞作品発表!

「岡崎モダン」をテーマに開催された岡崎ときあかり2018年の「岡崎ときあかりアワード」。初日9月15日の全作品上映の後、厳正な審査の結果、下記の作品が審査員賞および協賛賞を受賞されました。授賞式は、翌16日午後6時30分頃より京都市美術館別館前でとりおこない、表彰を行いました。

受賞された皆さん、おめでとうございます!

 

※審査員の講評は、作品の発表の下に掲載しております。


■最優秀賞

(13)Encontros  ペルナウ・アレシャンドラ

<作者コメント・コンセプト>

 岡崎は京都と日本の中でも、そのところに様々な人々を集まります。ブラジル人として、私の視点は岡崎が文化が多いところですけど、岡崎にいる外国から来た人々も自分な文化の部分を岡崎に持って来ます。そして、日本文化だけではなく、様々な違い国からの文化も岡崎で見えます。外国と日本な人々が一緒にいるの岡崎がカラフルなイメージを伝えると思います。そのイメージからカラーと模様を考えて、この作品を作りました。選びました音楽はその元気と変化している場面もっと伝えると思います。

■審査員奨励賞

(10)夢之岡崎(Dream of Okazaki)

 馬超&M01 Creative Lab (Communication University of Zhejiang)

<作者コメント・コンセプト>

We try to express our Oriental culture with points, lines, and surfaces. And try to combine our traditional cultural symbols with modern architectural mapping art to explore how to use the language of light and shade to give architecture vitality and expressiveness. Flowing images blends with static buildings, allowing people to better understand Asian culture through modern art forms. We try to use these well-known Okazaki elements to paint a dream of points, lines, and surfaces, a dream of modern Okazaki.

 

 

■審査員奨励賞

(14)ときのあかりのあやかし遊戯

  Sunnana inc.

<作者コメント・コンセプト>

 夏の夜の丑三つ時、楽しき声が木霊する。都の風情を楽しむ声が、風と共にささやいた。あやかし達や神々が、集い、宴の声がする。明かりが覗くその先に、不思議な世界の花が咲く。今宵は不思議な、ときあかり。この岡崎で、京都で感じる不思議な雰囲気、この雰囲気の答えはあやかしや神々との共生なのかもしれない。彼らと向き合い、作り上げてきた伝統的な町並み。古き良き伝統と新しさの融合。まさにそれこそが岡崎モダンである。基本の映像構成を鏡の反射を利用し表現。鏡の乱反射で様々な人々の想い、また輪廻を表している。また、随所に見られるテクスチャはフラクタルの計算による、幾何学的な美しさを基本とした表現である。



■協賛賞 受賞作品

協賛賞受賞作品のコンセプトは、岡崎コンシェルジュに掲載していますので、是非ご覧ください。

①ウエダ本社賞

副賞:"大阪のフレンチレストラン「ル・クロ」でのウエダ本社80周年特別ディナー ペアお食事券

(7)NEONLIGHT KYOTO  (中村美晴)

②植彌加藤造園賞

副賞:植彌加藤造園の庭師とめぐる 京都岡崎の日本庭園

(22)夏      (王鍵芝)

③えびす屋東山店賞

副賞:平安神宮界隈を人力車でご案内(ペア)

(19)Handle   (吉田夏喜)

④ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』賞

副賞:『ギア-GEAR-』公演招待券(ペアorグループ)

(11)ひょこっと恐竜!

 (土井 一騎)

⑤京都市美術館賞

副賞:京都市美術館プレミアムミュージアムグッズセット

(1)京花水月   (孟 小渓)

⑥京都府立図書館賞

副賞:館内風除室を利用した作品映像の展示 9月19日(水)~10月24日(水)

 

(3)平成最後の夏祭り

 (吉橋佑香)

⑦コトナ賞

副賞:あなたを守る!くまモンの防災グッズ

(20)show time

  (岩井由実・西島美歩)

⑧八清賞

副賞:京宿家「新道さくら庵」1泊宿泊券

 

(9)月龍(Rhodorite Scene)

⑨58DINER賞

副賞:クリスマスディナーチケット(ペア1組)

(21)THE WORLD IS ECHOED  宮嵜浩(BOMBRAI WEST)

⑩フラットエージェンシー賞

副賞:「京都アートステイ西陣捨松」ペア宿泊ご招待

(18)奉納!すもう

  (オープン座セサミ)

⑪平安神宮賞

副賞:四神杯-四神が描かれた限定ぐい呑みセット

(15)はじまりのはじまり

 (榎本貫之介)

⑫八千代賞

副賞:いつもと違うクリスマスを。和食のクリスマスディナー券プレゼント(ペアorグループ)

(6)ノスタルジア (森梓沙)

⑬ローバー都市建築事務所賞

副賞:ローバー都市建築事務所が設計した、町家レストランBISTRO Verjus(左京区)ペアディナーご招待

(8)Thousands of swirls/ 幾千の渦  (サイトウタカシ)

⑭ロームシアター京都賞

副賞:ロームシアター京都 メインホール 京響クロスオーバー「バレエ×オーケストラ」ニューイヤー・ガラ S席ペア招待券

(13)Encontros

 (ペルナウ・アレシャンドラ)



■審査員講評

■潮江宏三 審査委員長

 昨日上映された23作品の審査結果を受けて、講評をお話ししたい。

今回最優秀賞、審査員奨励賞を審査委員会で選定した背景としては、プロジェクションマッピングとして、映像を平らな面では無く特徴的な建物に映すことになるので、この建物の特徴をどう活かして巧みに処理しているかを重視した。13番のアレシャンドラさんの作品は豊かな色彩を生かし、形やリズムが合致していたのが魅力的であった。技術的にはさほど難しいものを使っているわけでは無いと思うが、総合的に他の作品には無い魅力を備えていた。10番の馬超さんの作品は、映像のテクニックは高いものであった。しかしプロジェクションマッピング作品としては、少し物足りなさが感じられた。14番のサンナナさんは、印象的にも興味深く、画の作り込みもよく出来ていると感じましたし、オリジナルの音源も生きていた。

今回審査委員会で選定されなかった作品それぞれ個性的であったし、作品のモニターで見た段階では少し寂しく感じたものも、建物に上映することでイメージががらりと変わったものもあった。そのような作品は協賛賞の方でも評価されていた。審査委員会としては、プロジェクションマッピング作品として、建物にマッチしたものを高く評価したが、それぞれのクリエイターが今後一層映像づくりで活躍することを祈念したい。

 

■伊奈新祐 審査員

 岡崎ときあかりアワードはプロジェクションマッピングの審査なので、事前に各映像はモニター上で見ているが、建物に映している場が完成作品となるので、昨日の全作品の上映が審査結果に影響している。今回は映像作品の上映では無く、プロジェクション(作品)を建物に上映する(マッピング)することが大事。だから映像の完成度だけで無く、建物の要素が入ってくることが重要で、潮江館長も言及されたが、モニター上では少し物足りないと思っていた作品も、実際に上映されると建物の要素が加わって、なかなか良い仕上がりになっていると感じるものもあった。

 作品づくりは全体の構成に加え、時間の使い方も重要。これについては工夫の余地があると改めて感じたし、うまくできていたものは協賛賞を受賞されている。今回からサウンドを重視するということにしているが、多くがフリー音源のものを使っていたが、オリジナル音源も今後一層期待したいし、音と一体になった映像は、心を打つ。

 アレシャンドラさんは留学中の学生だが、これまで海外からの出展は中国を始めアジアの方が多かったが、彼女はブラジルからの作品で有り、とても新鮮であった。

 

■小原啓渡 審査員

 岡崎ときあかりは今年で8回目の開催。プロジェクションマッピングは、技術とともにセンスがとても大事。技術とセンスが一体になったときに素晴らしい作品が生まれてくる。この企画は継続してやっているので、今年出した自分の作品を観て、改善したい点なども見えてきたと思う。ぜひ来年も出して、さらにスキルアップをして欲しい。私はこの場からプロのアーティストが生まれてきて欲しいと思っているので、ぜひ、来年も挑戦して欲しい。

 

■人長果月 審査員

 この京都市美術館別館へのプロジェクションマッピングは、難しいという印象を持っている。しっかり映像が映る面積が多くない中、その条件の中でどう表現するかが難しいところだが、しっかり考えられた結果が現れていると思う.多くの作品でその試行錯誤の結果が見られた点が興味深い。皆さんはこれからも映像作品づくりをやっていこうと考えていると思うが、ぜひ、今回の経験を生かして欲しいと思うし、他の作品を観て、面白いと思うところを見つけたり、気に入った作品には是非拍手を送りながら楽しんで欲しいと思う。

 

■西村 淳 審査員 

 今年からサウンドを重視されるということで、私は今年から審査員として参加している。今回オリジナル音源はさほど多くなく、多くはフリー音源を使用されていたが、審査員奨励賞を受賞された2作品はオリジナルの音楽を使用されていて、映像とマッチしていた。最優秀賞の作品は著作権をクリアしている音楽を使用されていたが、音を使って展開する斬新なアイデアが高く評価された。ぜひ、このような作品を参考にしながら、引き続き作品づくりを進めて欲しい。